一里循環アートキャンプ

2017.21-22と岐阜県飛騨市古川町の里山で、下草刈りや枝打ち、間伐などの森林管理の際にでる素材を活用し、自然の循環に寄り添ってアートを楽しむイベント「一里循環アートキャンプ」を開催しました。制作の様子をご覧ください。

「踊るクマザサ虫」と「森に浮かぶ船」は自然に朽ちるまで現地にて常時ご覧いただけます。

森に浮ぶ船

“森を無人島、広がる田んぼを海。なぜか大工道具とともに無人島(森)に着いてしまった仲間たちと、無人島(森)にある材料を集め船を作ることに…”

という設定で制作が始まります。

(実際に、2億5000万年前は飛騨も海の中だったそう。)

参加者全員で知恵とアイデアを出し合いながら造り上げていきます。

自分の中にある野生クリエイティビティが目を覚ますかも!

森からどんな船が生まれるのか、とても楽しみです。

 

アーティスト:弓削一平

ぽころこアートスクール講師。造形作家。岐阜県高山市在住。

1980年高山生まれ。高校卒業後、フランスに4年間在住。2002年初の個展「CLAY WORK」を開催。その後、中南米を巡り、南米最高峰のアコンカグア登頂、北米最高峰デナリ単独登頂、様々なフィールドでの冒険を通し、見識を深める。2013年、地元高山にて「YAMAKASHI more nature Project」地元の杉間伐材を使ったスキー・スノーボード制作、展示会、試乗会を開催。

『栗の木ツリーハウス』や『竹の巨大魚』など自然素材を使った造形作品を制作。

撮影:根岸憲太

茅葺アート 踊るクマザサ虫

茅葺屋根は昔から暮らしと密接に結びついていました。茅葺屋根に使われているススキやクマザサなどは里山に生えている草で、農業で堆肥として利用されたり、食用や薬など日常の暮らしで活用されていたのです。

茅葺屋根に住むことは必然で、自然との均衡が保たれ、循環していました。

今回制作する「踊るクマザサ虫」は、時と共に自然に馴染みながら朽ちて土に還るまでが作品となります。

苔が生えたり、花が咲いたり、虫が住み始めたり。

自然界はどのような形でアートするのか、見てみましょう。

 

アーティスト:藤原拓馬

TSUCHI NI KAERU代表。かやぶき職人。 1983.9.14生まれ 岐阜県高山市在住

茅葺を通して学ぶ先人達の「住」。 生き物として生き物達と循環する。 「衣・食・住」が回り続ける。 自然な暮らし。 時代に合わせたやり方で。 少しずつでもいい。 これからの時代へ繋げていきたい。


撮影:根岸憲太